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とちぎもの

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~ 栃木市で錦鯉を眺めながらお食事のできるお店 ~

栃木県内でこだわりのものづくりをしている皆さんに、そのこだわりやストーリーをインタビュしていく「とちぎものリレー」。

 

今月24日は、土用の丑の日です。

9回は、老舗の鰻屋「(有)釜屋」(栃木市)をご紹介します。

明治時代から「少しからめの秘伝のたれ」を創業から継ぎ足し、継ぎ足し、伝統の味を受け継いでいるそうです。

これから暑い夏を迎え、ビタミンが豊富で栄養価の高い鰻は 、特におすすめ!!

自ら包丁を持ち「鰻をさばいている時点で味がわかる」という店主の経験は、まさに職人技です。

店主であります、代表取締役 高瀬 淳様にお話を伺いました。

創業は、いつ頃ですか。

創業は、明治二年になります。 今年で155年を迎えます。

創業当時は、旧栃木市の街中にある巴波川(うづまがわ)の横に店を構えていて、水量豊富な巴波川で獲った鰻をさばいて提供していました。

戦時中、鰻を焼くタレは甕に入れて埋めて大事に保存していたと聞いています。砂糖も貴重で手に入りにくかったそうです。

現在店舗となっている所の500坪の池は養魚場として使用していましたが、今は、観賞用の池として数多い錦鯉が優雅に泳いでいます。

鰻は焼くのに約40分位かかるので座席についてからお待たせさせてしまうことが多くあります。お待ちの時間はぜひ錦鯉を観て楽しんでいただき、お料理ができるまでゆったりとおくつろぎいただければと考えております。

鰻へのこだわりを教えてください。

当店では、美味しい鰻を各地から取り寄せ、しっかりと丁寧にさばき焼き込んでおります。

昔は、地元の巴波(うずま)川の天然鰻を提供しておりましたが、今は養殖した国産鰻をを全国から仕入れております。

今は、ふっくらしていてあぶらがのっている鰻が人気です。
国産にこだわる理由は、「適度にあぶらがのっており大変美味」であり、味が平均しております。

「鰻は、半年くらいのものがいちばん美味しい。」こちらもこだわりのひとつでございます。

すらっとしている形の綺麗な鰻、仕入れの時期、サイズ等、店主の厳しい目で選ばれた鰻だけがお客様に届きます。

 

とちぎものでは、栃木県産のお米と国産鰻を使用して、自社にて手作りしている「うなむすび」をご用意させていただいております。       

「うなむすび」は、七代目(現社長)が考案した商品で、高価になったうな重を気軽に食していただけるよう改良を重ねて現在の形に仕上がりました。

今後も守り続けて行きたいことは、どんなことですか。

お陰様で現在七代目となる釜屋は、八代目に受け継がれようとしています。

「温故知新」を精神として次の代でも新たなチャレンジを興してもらいたいと思います。

ますます高値となる鰻という日本食文化を皆さまが楽しんで食していただけるよう企業努力してまいります。

その他、PRしたいことがありましたらお聞かせください。

 あまり知られていないのですが、釜屋は昔から鰻と共に鶏肉を販売しています。

この鶏肉も何代か前の店主が仕入先を探して開拓したものです。

 

今は「十千木鶏Ⓡ(とちぎどり)」という自社ブランドを立ち上げています。

十千木鶏は生後35日程度の国産の若鶏を自社加工しています。

あっさりしていて、とても柔らかく癖のない肉は、当店の看板メニューになっています。

いづれ、とちぎものへ商品としてご紹介できるものをご用意したいと考えています。   

とちぎのもに掲載の「うなむすび」について、おすすめポイントは。

七代目謹製 釜屋のうなむすび

 「いつでも気軽にうな重気分」うな重をそのまま小さくおむすびにしました。

うなぎは全国より良品の物、米は栃木県産コシヒカリを使用しています。

プチ接待やお持たせの品としてご利用ください。

今後、掲載をご検討されている商品はありますか。

先に述べましたが「十千木鶏Ⓡ(とちぎどり)の水炊きセット」です。

こちらは、冬に向けてお歳暮等でご利用いただけますよう現在開発中の商品になります。

十千木鶏の鶏ガラ出汁で作ったスープと鶏肉と手羽先が入り、調味料はぶどう山椒を添えております。お野菜はお好みでご用意いただき、ご家庭で美味しいお鍋をご堪能ください。

この水炊きセットは、皆様のご期待に副える商品です。

もう少々、お待ちくださいませ。

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