上三川町で、無農薬自然栽培のお米と小麦を栽培されている「上野長一さん」が、とちぎものに仲間入りしてくださいました。

上野さんは、赤米、黒米、みどり米、うるち米、もち米などなどブレンドして育てた「いろいろ米」で有名です。

1980年ごろ、自然農の稲に巡り合い「これだ！と思って。化学肥料も農薬もまいていないところに育っている稲は、豪快な、蹴とばしても踏んづけても丈夫なくらいの稲だったんです。こう言う稲を作りたい！」それで無農薬自然栽培に一生懸命取り組まれるようになったそうです。

その後、日本全国を周り、古品種の赤米、黒米、みどり米・・・と世のはみ出し品種を集め、現在保管している稲の品種は、500種類以上とのこと。毎年種をまき、種米として保存。残りの稲は多品種を混ぜ合わせて収穫し、皆様に分けたところ、喜ばれたことがきっかけで販売が始まったそうです。

『「農業が好き」「田圃を取り巻く自然や動物が好き」そんな中で、人に支えられ米作りができて嬉しいです。』と上野さんは笑顔でお話ししてくださいました。

今後、コシヒカリ、ゆうだい21、ササニシキ、農林48号の玄米も出品してくださる予定です。